金融基礎知識
国債(こくさい)とは
オフショア金融センターより投資される対象として代表的な安全なマーケットとして国債マーケットがあります。そもそも国債とは何かと言えば国家による借金です(国家による債務)。債券とは、確定した利息をある一定期間後に支払うという借り手と貸し手の間に取り交わされた契約です。契約期間後、または満期日に、貸し手に約束された利子を付けた満期金が支払われ、契約は終結となります。
つまり国債は、国が当初約束した利子を付けて満期日に満期金をお返ししますという保証をしている債券です。国家が倒産(債務不履行)しない限り、約束した利子を付けてお金を返してくるのですから、投資家にとっては安心材料の一つとなります。しかしながら、国家の中にはお金の無い国家、国力の無い国家もある訳でして、これらの国家が発行する債券が信用するに値するかを見極める基準が必要となる訳です。
そのような基準を発表しているのが、いわゆる、格付け会社です(Moody’s ,Standard & Poor’s)。一般的には格付けが低ければ、国家が倒産する可能性が高いことになり、当然のことながら、投資に伴う危険負担が高くなりますので、利率は高くなります。その逆に、格付けが高くなれば、危険負担は減りますので確定利回りは低くなります。また、一般的に短期国債の利率は低く、長期国債の利率は高くなります。
安全性、信頼性を追及した投資を行うとすれば、長期国債で、格付けが高く、確定の利回りが比較的良い国に投資するのが良いと思われます。
すなわち、アメリカ、イギリス、カナダの3国が発行する国債です。これらの国は、過去数世紀にわたり、債務不履行(default)を起こしたことは一度も無く、高い格付け(AAA)と適切な利回りを約束しております。国債の利子は、半年に一度支払われるのですが、オフショア金融センターを通しての投資であれば、利子課税がありませんので、利子を再投資に回すことにより、複利で増やすことが可能となり、満期日を迎える際にも利子課税はありませんので、大きなリターンを取ることができます。
後は、このオフショアマーケットで資産形成した資産を、どのように自国に還元するかを考えれば良い訳です。このようにオフショアマーケットを通しての国債マーケットへの投資は非常に有効で、安全・確実な投資方法と言えると思われます。


