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K┃F┃G┃━━━━━━━━━━━━━━ No. 186 ‖ Oct 3, 2006 ━━
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♪☆♪☆♪☆ 今 週 の ち ょ っ と 役 立 つ い い 話 ♪☆♪☆♪☆
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■ カナダドルの行方、US$の行方、円の行方
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ここ最近、お客様よりSTI学資積立プランでカナダドルプランとUS$プランどち
らが良いですかという質問を良く受けます。どちらのプランも過去3年平均の
運用利回りは6.9%前後であり、2006年度運用利回り見込みはカナダドルプラン
が7.45%、US$プランが7.25%と大きな差はございません。
また、運営団体のOEFの見解でも長い期間での平均を取った場合には、ほぼ同じ
であろうとの見解を表明しています。
このような状況の中で、やはり日本のお客様にとっての問題点は、最終的に満
期返戻金、学資金を円で受け取る事を想定されるので、為替の行方という事に
なるのであろうかと思います。
昨今は、昔を懐かしむ急激な円高を想定される方は減ってきて“円は弱くなっ
ている”という点においては多くの方が理解をされているようですが、それで
は、カナダドルとUS$のどちらがお得かという点になるとやはり判断を迷われる
ようです。今回は、その点を考える際のヒントを提示してみたいと思います。
<カナダドル対円の2年間のレート推移>
http://www.kikuchigroup.com/melmaga/images/CAD-JPY.gif(図表1)
出典:Pacific Exchange Rate(以下全て同じ出典)2006 by Prof. Werner
Antweiler, University of British Columbia, Vancouver BC,
図表1を見れば判るとおり、カナダドルは過去2年間で約20円も強くなっており、
その伸び方はほぼ全期間を通して一方的にカナダドルが強くなっている事が判る
と思います。但し、これだけのチャートでは円が弱くなってカナダドルが強くな
っているのか、又はカナダドル自身が本当に強くなっているのかは判りません。
通貨の強弱は、ある通貨が弱くなれば逆に強くなっている通貨もあるというバラ
ンスの中で見る必要があります。単純に2通貨だけを比較していたのでは、その
通貨の本当の実力は見えて来ないので注意が必要です。
カナダドルの場合、隣の国がアメリカでありカナダの一番の貿易相手(輸出入共)
はアメリカですので、カナダドルの通貨実力を見る為にはカナダドルとUS$のレー
ト推移をみればカナダドルの実力も見えてくるはずです。
<カナダドル対US$の2年間のレート推移>
http://www.kikuchigroup.com/melmaga/images/CAD-USD.gif(図表2)
出典:Pacific Exchange Rate
上記チャートを見て頂いても、まず気付かれるのはチャートの波形がほぼ図表1の
チャートと同じ波形を示している事と思います。つまり、カナダドルは基軸通貨
であるUS$に対してさえも強気含みで過去2年間を推移しており、カナダドルの強
さは本当かもしれないと思えてきます。それでも、これだけでは未だカナダドル
本来の姿は見えません。
<カナダドル対ユーロの2年間のレート推移>
http://www.kikuchigroup.com/melmaga/images/CAD-EUR.gif(図表3)
出典:Pacific Exchange Rate
このチャートを見て初めてカナダドルの強さが本物である事が判ります。カナダ
ドルは、基軸通貨でもあり一番関係の深い国アメリカのUS$に対しても、対極の
基軸通貨であるユーロに対しても強気含みで推移している事が判ります。こうな
ると、皆様の関心はいったいどこまでカナダドルが強くなるのかとい点になって
くると思いますが、その答えを予想する事はできても、正解か否かは判りません。
通貨の強弱は、その国の経済状況、経済成長率、財政状況、貿易状況、政治状況、
等多くの要素が加味された上で、更には投機的な思惑、実需要素も絡んで推移し
た上で、更に他通貨とのバランスの上で価値が決定されてきます。よって、どこ
までカナダドルが強くなるかと言えば、一つの目安としてカナダドルの価値がUS$
に並ぶまでという事も考えられます。
現在、カナダの財政状況は非常に良く、G7国の中で唯一の財政黒字を維持し、堅
実な経済成長を遂げています。片やアメリカは、双子の赤字に悩む財政赤字国家
であり、同時に政治的にもイラク(石油)という問題点を抱えています。アメリ
カとしては、これ以上国内経済状況が悪くなる事を防ぐべき努力を続けるでしょ
うが、明るい展望が開けている訳ではありません。このままカナダ経済の好調が
持続すれば、近い将来カナダドルの価値がUS$と並ぶ程度まで強気含みで推移する
可能性はあると思います。
もしそのような状況になれば、当然の事ながらカナダドルと円の関係も今以上に
カナダドルが強くなる形で推移する事が予想されます。但し、前記しましたよう
に、為替に関しては2通貨で比較するのではなく基軸通貨を中心とした多通貨で比
較しないと本当の実力は見えてきませんので注意が必要です。
皆様の関係のある円に関して言えば、日本国内では景気が回復したと認識されて
いる過去2年間においてでさえも、少なくとも対カナダドルに対しては弱気含みで
推移していますので、将来日本経済が満塁逆転ホームランでも打たない限り(巨
額の赤字国債の一括処理)この状況は変わらないものと考えます。
次回以降はその円の行方とUS$の行方に関して考えてみたいと思います。その際に
注目されるのはユーロの動きです。ユーロは現在皆様御存知のように、US$と対極
をなす基軸通貨になりつつあります。かつての社会主義体制国家であった東ヨー
ロッパ諸国を飲み込みながら拡大するユーロ経済圏と、その通貨であるユーロの
動きは今後目を離せない存在と思います。
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皆様より、メルマガを読まれたご感想やご意見をお待ちしております。
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10月 27日 (金) 19:00 〜 岡山県岡山市
10月 28日 (土) 14:00 〜 愛知県名古屋市
11月 10日 (金) 19:00 〜 東京都大田区
11月 12日 (日) 14:00 〜 神奈川県横浜市
11月 14日 (火) 19:00 〜 長崎県内
11月 15日(水)17:00 〜 佐賀県唐津市
11月 17日 (金) 18:30 〜 福岡県北九州市
11月 27日 (月) 18:30 〜 大阪府大阪市
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