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K┃F┃G┃━━━━━━━━━━━━━━ No. 248 ‖ Dec 11, 2007  ━━
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  ♪☆♪☆♪☆ 今 週 の ち ょ っ と 役 立 つ い い 話 ♪☆♪☆♪☆
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■ サブプライムローンのその後
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先週まで1週間ほど日本に行っていました。日本では既に各地ともクリスマス、
年末モードに入っていて、どこの都市でも人の動きもせわしく、バンクーバー
のペースに慣れた身にとっては、その動きの早さに圧倒される思いでした。

この日本滞在中、多くの方との間で話題に上ったのが、毎度御馴染み“サブプ
ライムローン”でした。このサブプライムローン問題、個人的にはアメリカの
拝金主義により起こりべくして起きた問題と考えているのですが、多くの方は
事の本質よりも表面的な実態経済の状況についてのみ興味があるようでした。

つまりトランプの“ババ抜き”で、自分が“ババ”を引かぬようにするには、
どうしたら良いかという点にのみ興味があるようでした。

この答えは簡単で、今の状況では「動かず、じっと我慢をしている」「高パフ
ォーマンスを求めず、安全性のみを追及する」「信頼度の高い金融商品に資産
を移動させる」位しか手段は無いと思います。ただ一方で“ピンチはチャンス”
という言葉で代表されるように、大きく儲ける為にはこのような状況で大きく
動くという考えもありますので、皆様判断に迷われるようです。

個人的には一概に結論は出せませんが、昨今のニュースより幾つかのヒントを
見つけられるのではと思い、今週はこの件に関して書いてみたいと思います。
正直、ネタが無くて苦し紛れの策なのですが。

スイスの銀行大手UBS、第4四半期に100億ドルの評価損を計上すると
発表。シンガポール政府投資公社(GIC)と中東の投資家から115億ドルの資本
注入を受けることに。(12月11日ウォールストリートジャーナル電子版ヘッド
ライン)

「UBSまでもか?」というのが正直な感想です。アメリカ系の銀行にも今回のサ
ブプライム騒ぎで多額のオイルマネーが資本増強の為に注ぎ込まれています。
この記事を見ての感想は、オイルマネーが世界有数の金融機関に対してその占
有率があがる事により、今後益々産油国の発言力と意向が強まってくるのかな?
という考えが頭をよぎりました。しかしながら、石油という化石燃料も将来的
には枯渇する事は明白であり、オイルマネーが世界を席捲していられるのも今
だけなのかもしれません。そんな事を考えると、次に力を持ってくるのは次世
代燃料と言われるバイオエタノールの原料を多く算出するブラジルやロシア、
中国なども将来の成長株かもしれません。そして下記の記事です。

米国のサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)市場で始まっ
た融資基準の厳格化で家計と企業はいずれも打撃を受け、連邦準備理事会(FRB)
は今後7─9カ月間で政策金利を1%ポイント引き下げると予想されている。

モルガンのエコノミストは「今年8月に金融状況のタイト化という衝撃が起きて
以来、徐々に成長見通しを引き下げてきた。しかし、漸進的変化の時期はすでに
終了した」と指摘。モルガンは、米経済が「穏やかな」リセッションに陥る可能
性があり、来年第3四半期までゼロ成長が続くと予想している。(11日毎日新聞)

カナダ中央銀行は今月4日、政策金利を0.25%引き下げ年4.25%にした。「(サ
ブプライム問題に伴う)金融市場の混乱は長引く」とみて、7月の利上げからわ
ずか5カ月での政策転換を余儀なくされた格好だ。

その2日後の6日、今度は英イングランド銀行(BOE)が政策金利を0.25%引き下
げ年5.5%にした。利下げは実に2年4カ月ぶりのことだった。BOEの決断も、サブ
プライム問題への強い懸念が背景だ。経営環境が悪化した金融機関が、個人向け
の与信を厳格化し融資を絞り込むなかで、好調だった住宅市場が減速、景気見通
しが弱く含んでいる。
米国も、連邦準備制度理事会(FRB)が今月11日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)
での利下げを市場はすでに織り込む。経済が好調なオーストラリアも経済見通し
の後退などで、追加利上げ観測が急速にしぼんでいる。(12月11日日本経済新聞)

各国の中央銀行は利下げを断行して、何とか世界経済が失速する事を避けようと
しています。しかしながら、サブプライムで疑心暗鬼になっている市場は大きく
動く可能性は少ないですし、これらの利下げがどこまで有効かは疑問です。

米国経済の失速が顕著化すれば、市場は益々萎縮をするという悪循環に陥る可能
性も秘めています。

このような状況の中、皆様は「ピンチがチャンス」とリスクを取るか、「ババを
引かぬよう」にじっとしているか、どちらの行動を取られるのでしょうか?

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 今週のメルマガはいかがでしたでしょうか?
 皆様より、メルマガを読まれたご感想やご意見をお待ちしております。
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