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K┃F┃G┃━━━━━━━━━━━━ No. 317 ∥ April 07, 2009  ━━━
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  ♪☆♪☆♪☆ 今 週 の ち ょ っ と 役 立 つ い い 話 ♪☆♪☆♪☆
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■日本の景気回復は“他人依存型”?
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4月2日にロンドンで開催されていたG20金融サミットが閉幕した。このサミッ
トの会議宣言を受けて直ぐに反応したのがNY株式市場とNY為替市場であった。

NY株式市場では、ダウ平均株価が一時は$8000台を回復する大幅続伸を示し、
これを受けた翌日の東京市場も日経平均が8700円台で好調に推移した。同時に
為替市場においても、US$は、対円で100円台を回復するなど、円安の流れに変
化を見せている。

【ロンドン=小川直樹】世界20か国・地域(G20)首脳による第2回金融サミ
ットは2日午後(日本時間2日深夜)、各国が2010年までに総額5兆ドル 
(約500兆円)の景気刺激策を行うことで、世界全体の成長率を4%押し上げる
との目標を盛り込んだ首脳宣言を採択し、閉幕した。

財政・金融政策を総動員し、「2010年末までに世界経済の成長を2%以上の回
復軌道に乗せることができる」とした。世界全体で数百万人の雇用を創出する
ことも表明した。(中略)

■金融サミットで合意した主な項目■
 ▽2010年末までに計5兆ドル(約500兆円)の財政出動により経済成長率を
    4%押しあげる。
 ▽各国中央銀行は、非伝統的手段を含むあらゆる金融政策手段を活用
 ▽為替の切り下げ競争は行わない。2010年末まで新しい保護主義的な措置は
    取らない
 ▽ヘッジファンドを金融規制・監督の対象とする。タックスヘイブン(租税
    回避地)の規制強化
 ▽IMFの資金基盤を7500億ドルまで増強する 【4月4日、読売新聞】

これで、2008年秋より始まった世界的な経済危機回復へのスタート地点に立っ
たという認識をしても間違いはないであろう。但し、あくまでも未だスタート
地点にたったというだけで、これで全てが安心という訳にはいかないと思う。

今回のサミットでの合意事項はあくまでも目標事項であり、一度は参加国が
「実行しましょう。」と合意をした訳であるが、これはあくまでも努力目標で
あり、何の法的効力も遵守しない場合でも制裁事項がある訳ではない。

つまり、ここからは、各国がこの努力目標を如何に努力をして遵守するかとい
う点に注意を払う必要があることとなります。しかしながら、今回の共同宣言
に市場が敏感に反応した事を考えても、それだけ意味のある会合であり、宣言
であった事には違いはない。

では、日本経済という狭い観点でみた場合、これから日本の景気はどう動くの
か?という点に私も含めた多くの方が注目をされていると思うのだが、正直、
結論は見えてこないと言わざるを得ない。

少なくとも為替に関しては、緩やかな円安傾向が続くであろうし、これが続け
ば、輸出に頼る日本企業の企業業績も緩やかにプラス方向に転じるものと思わ
れる。

しかしながら、日本経済が立ち直れるか否かのポイントは、欧米の消費動向が
(特にアメリカの消費動向)がどこまで回復するかという事がポイントになる
と考える。つまり、消費が伸び無ければ、輸出も伸びない訳で、輸出が伸び無
ければ、企業業績の回復も適わないという事になる。つまり、どこまでいって
も、日本の景気回復は“他人依存型”より脱せないという事になる。

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